学生時代に杉本の「親友」だった、粗暴で自己中的な男、三浦。病に臥せる三浦を、杉本は十二年ぶりに病院に見舞う。そこから再び始まった二人の奇妙な関係は、不本意な同居生活まで発展する。これはいったい、友情か、愛情か、執着 か……。傑作BL『箱の中』の作者が、執拗かつ理不尽な同性同士の愛を描く。 カバーイラスト:丹地陽子
初の木原音瀬先生の作品! 普段の倍の速度で読み終えました! すっっっごいのめりこみました! 凄いです。この世界観。かなり重みのある話というか、縛り付けられるような感覚に陥る。 そのワールドにはまり込んでしまう。いやぁ凄い! こういう愛?の形に触れるのは初めてで震えました。 そして、この先生の文章とても読みやすかった。 もっと木原先生の作品に触れたい。
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