高祖劉邦(りゅうほう)の死は権力の空白を生んだ。陰謀、粛清、そして反乱。天下の権を巡って争う人間たち。漢代初期の狂瀾の半世紀を、劉邦の未亡人・呂后(りょごう)、呂氏追討に活躍した朱虚侯(しゅきょこう)・劉章(りゅうしょう)、劉邦の末子で奔放不羈の淮南王(わいなんおう)・劉長(りゅうちょう)、「呉楚七国の乱」を平定した将軍・周亞夫(しゅうあふ)の4人に託して描く連作史劇(講談社文庫)。
細かいことは覚えてないけど、 とにかく読み終わった後 呂后おそろしや~となった記憶だけ バッチリ残っている。 ライバル?の側室にたいする拷問がほんとにひどい。 ★呂后 漢の高祖劉邦の皇后。恵帝の母。 字は娥姁(女偏+句)。謚は高后(高皇后)。 夫・劉邦の死後、皇太后・太皇太后となり、呂后、呂太后とも呼ばれる。「中国三大悪女」として唐代の武則天(則天武后)、 清代の西太后と共に名前が挙げられる。
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