十二世紀の中国、北宋末期。世の乱れを正そうと梁山泊に集まった好漢たちがいた。彼らの夢は潰えたが、それから数年、変わらず悪政がはびこるなか、散り散りになった生き残りたちが不思議な縁に導かれ再会。過酷な運命に涙をのんだ者たちは熱き心を胸に再び蜂起する! 『水滸伝』の痛快な後日譚を田中芳樹が現代の読者向けにリライトした新しい物語。
水滸伝に続きがあったなんてびっくり! 17世紀に陳忱という人が書いたらしい。本作はそれをベースにした田中芳樹の作品! BOOKOFFで発見後、後日 行きつけの本屋で平積みにされていたのに運命を感じて購入!!! 北方水滸伝に登場した聞煥章や扈成が良いヤツだったり、童貫が弱かったりでイメージを書き換えは必要ですが、其れもまた一興です! 本家の水滸伝の続編に当たる為、方臘戦で死んでいった好漢達やエピローグで毒殺された宋江達は出て来ませんが、活躍しきれなかった漢達が再び立ち上がります!!! しかし、皆殺しの田中芳樹が書いているという事は最後皆んな・・・ それでも下巻が楽しみです! 腐敗した宋を外敵から守る為立ち上がっだり梁山泊が方臘軍を倒し、生き残ったメンバーが官職復帰した後、宋江達が毒殺された後の物語! 物語は阮氏三兄弟の末弟より始まる!!! それにしても、好漢達は官職に就いても長続きしないんですね・・・
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