勤勉で高学歴な国民、急成長する経済力、世界に冠たる技術力──すべては、貧しき内実を華やかな外見で糊塗する隣国の悪しきまやかしだった。李王朝時代から続く凄まじい差別意識、異様なまでの学歴崇拝、熟練工も育たない歪んだ技術蔑視。それが彼らの真の姿である。冷厳な眼で韓国を捉えてきた論客が、韓国メディア自身が図らずも報じていた《外華内貧》の実態を見ながら、その底流にある思考、行動、風習に迫る。
韓国に対する違和感につき、腑に落ちる本。自分の韓国人への印象は、嘘をつき、人のせいにし、謝らない。このように、自分が接してきた韓国人はもれなく軽蔑の対象だったが、これが属人的ではなく国民性だというのが彼らの悲劇。なまじっか見た目が似ているのでつい気を許してしまうのが日本人の悲劇。公私ともに、韓国人とは関わりを持たないのが日本人のためである。
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