「この子の耳の形は、俺に似ていると思わない?」 若くして病没し、読みかけの恋愛小説のヒロインに転生したことに気付いたマルグリットは推しの第一王子ラウルと結ばれたいと願うも、病気がちな身体では夢のまた夢。しかし、せめて思い出だけでもと参加した仮面舞踏会でラウルに見初められ愛される。 「今夜キミに会えるなんて思わなかった」 甘い一夜の記憶を胸に田舎での療養生活を始める彼女だが、お腹には2人の愛の証が宿っていて――!? 書き下ろし番外編も収録! ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
何のひねりもない話です。ヒーローは一途だけど、主人公は疑問に思うのに、何でもまあいいかと流してばかりの軽薄なお嬢様です。話も大した盛り上がりもないまま終わります。テンプレど定番が好きな人にはいいのかもしれません。
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