【分冊版:第2回】 墨香銅臭先生のデビュー作、公式邦訳版。 沈垣は、大人気ウェブ小説『狂傲仙魔途』のラストシーンに憤怒、罵っている間に絶命した。 …かと思いきや、頭の中に語りかけてくる不思議なシステムの音声で目が覚める。なんと当の『狂傲仙魔途』の世界に転生してしまっていたのだ! 転生したのは、作中の主人公であり弟子の「洛氷河」に拷問死させられる師尊「沈清秋」。システムからは小説を伝説的名作に作り変えろと命令されるが、一方でオリジナルの沈清秋のキャラは守れなどといちいち制約ばかりが多い。 「沈垣=沈清秋」は、待ち受ける死の運命を避けるべく動き始めるが、なぜか巨大ハーレムを築くはずだった洛氷河にやたらと懐かれてしまい……。
最初は独特な世界観に少し面くらいましたが、途中からかなり面白くなってきて、19話あたりからかなりハマります。 ただ、同じ作家さんの別作品「天官賜福」や「魔導祖師」の日本語訳版に比べると、翻訳された文章が少し微妙かなとは思います(個人の感覚なので意見は分かれると思います) (例えば、追加説明が必要な単語について、文中で説明ではなく、注釈で全て説明してしまっている。全ての注釈が後ろについており、注釈のページと本文をいったりきたりで、すっと読めず、少しだけ読みにくい点など)
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