超高齢社会のなかで、誰もがもっとも恐れていること。それが「認知症」。 けれども「ボケなんて老化現象の一つ。“ボケたら人生終わり”と悲観するのは大きな間違い!」と喝破するのが、いま『80歳の壁』や『どうせ死ぬんだから』など、著作がヒットし続けている和田秀樹先生。 「認知症ほど誤解されている病気はない。誤解の1つは認知症は何もできなくなる病気ではないこと。 2つ目の誤解は、不幸のどん底のような病気みたいに思われているけど、実はだんだん幸せになっていく老化現象なんです」と、高齢者医療に長年携わったご自身の経験から、先生は語られます。 「みんな死ぬ」という真理と同じくらいに、年を取ると大なり小なり「みんなボケる」。 それにもかかわらず、正しい知識がないために認知症をむやみに恐れて、本来楽しくあるべき人生をつまらなくしてしまっているのは、もったいない。 認知症にまつわるあらゆる誤解を解き、ボケてもボケなくても幸せに老いることができる、和田先生の新提言満載の1冊です。 ※カバー画像が異なる場合があります。
これで、11冊目に入りました。まだまだ読むつもりですが(笑)。 今回の本は、「認知症」にまつわる先生の見解が綴られているものでした。 はじめに 「みんなボケるんだから」で老後は楽になる 世間一般の考え方とは真逆のことをおっしゃています。 太文字で書かれているのを紹介します。 「私が医者になって、とくに高齢者専門の精神科の医者になってよかったと思うことは、認知症というのは、ある種の老化現象であることと、最終的には幸せになれる病気であることを知って、認知症になるのが怖くなくなった」 「認知症というのは、恐れるような特別な病気ではなく、誰にでも起こる老化現象なので、なることを前提に生きて欲しい」 以上のような考え方を基本にして、1章から5章まで具体的に書かれた本です。 1章 みんなボケるんだから ――私が認知症になったら、迷わずすること ポイント2点 ボケたら不幸のどん底に落ちるのではなく、だんだん幸せになっていく 「認知症は老化の一つ」と受け入れたときに人生は好転する 2章 「ボケても意外と何でもできる」という事実 ――私が認知症と向き合ってわかったこと ポイント5点 脳の老化は前頭葉から始まる 生存本能はたぶん最後まで残る 本当に幸せかどうかは本人にしかわからない 「認知症基本法」という法律ができたのをご存じですか? ボケても普通に生きられる 3章 「ボケ上手」への第一歩 ――自縛をほどいて自由気ままな思考に転換する ポイント9点 「かくあるべし思考」では幸せになれない 答えは一つではにのだから、楽な道を選択すればいい 目指すは「年甲斐もない人」。つまらない倫理観は捨ててしまえ 楽しいことだけしていいのが「老いの特権」 人生の醍醐味は70歳から 人生は実験!やってみないとわからない がんになっても共生しながら、ボケたらボケたなりに生きる 定年後は夫婦関係を一度リセットする 「ボケかた上手」になるための魔法の言葉 4章 「ボケても幸せな人」の生活習慣 ――前頭葉を刺激して脳の老化を遅らせる ポイントが多数で書き切れません(笑)。 5章 ボケとは「幸せな人生」の総決算 ――人はもともと「幸福脳」!ボケルと”幸福度”は増す 1章から4章まで読み、この5章を読むと、ほんとに「認知症」に対する今までの偏見がすっかり取り払われるはずです。 私の場合、日頃の行動が当てはまることばかりです。 よって、私なりの「認知症」になり、私なりの「お迎え」がくることを確信できました。 まぁ、こればっかりは、人生最後の最後まで解りませんが(笑)。 みなさんも明るく楽しくこの本を読まれることをお勧めいたします。
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