都市を支配する勢力の抗争に端を発した拷問殺人の背後には、闇の軍属カトル・カールの存在があった。ボイルドらの熾烈な戦いと捜査により保護拘束された娘、ナタリアの証言が明らかにしたのは、労組対立を利用して権力拡大を狙うオクトーバー一族の影だった。ついに牙を剥いた都市システムにより、次々と命を落としていく09メンバーたち。そしてボイルドもまた、大いなる虚無へと加速しつつあった――暗黒と失墜の完結篇
傑作。俺にとってなぜこんなにもおもしろいと思えるのかを、これまた素晴らしい霜月蒼の解説を読むことで納得できて、2重に満足。最高。
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