カテゴリ : ビジネス・実用 ジャンル : 学術・語学 / 教育 出版社 : 小学館 掲載誌・レーベル : 小学館文庫 シリーズ : 逆説シリーズ ページ数 : 429ページ 電子版発売日 : 2011年08月19日 コンテンツ形式 : XMDF サイズ(目安) : 2MB 足利義満「天皇家乗っ取り」の陰謀を暴く!日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史! なぜ戦乱記を『太平記』と呼ぶのか?「天皇家乗っ取り」目前に急死した足利義満は暗殺されたのか?日本史上これほど天皇という王政の座が揺らいだ時代があったろうか!南北朝の混乱期に権力を目指したヒーロー像に迫る。 目次 第1章 尊氏対後醍醐編-戦乱を招いた天皇絶対国家の理想 第2章 『太平記』に関する小論編-巻二十二の欠落が暗示する作者の正体 第3章 尊氏対直義編-幕府政治の確立を遅らせた兄弟ゲンカ 第4章 「日本国王」足利義満の野望編-「天皇家乗っ取り」直前の不可解な死 第5章 「恐怖の魔王」足利義教編-「くじ引き将軍」が目指した絶対権力 年表 ※お使いの端末によっては、図の一部が読みづらい場合がございます。
これまで最もなじみの薄かった南北朝から室町幕府について実に分かりやすく、興味深い内容だった。天皇になろうとした義満、恐怖の魔王と呼ばれた義教、室町幕府を代表する将軍が共に暗殺されている事実(歴史学的にはそうではないようだが・・・)が衝撃であり、この時代を知る一つの大きな鍵だと思われる。
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